ホテル・パドマ・バリ

初めてバリに旅行した時、たまたま宿泊したホテルの名前が「パドマ・バリ」でした。これまで泊まったホテルの中でいちばん気に入った、ラグジュアリーな、忘れ難い素敵なホテルでした。

 

その時知ったのが「パドマ」は蓮の花という意味。宗教的なムードの濃い、自然と緑にあふれたバリにぴったりの名前で、そのネーミングにもしびれました。

蓮華は仏教の象徴

今、私の思いの中心にあるのは、仏教です。仏教に親しむと、蓮の花はよく出てきますね。仏画もそう、仏像もそう。仏様の足元にあったり、手に持っていたりします。

 

泥の中で、ひときわ清らかに咲く蓮の花は、苦しみに満ちた現世で、悟りを開いて解脱するイメージそのものです。そこから、仏様の乗り物であったり、極楽浄土の象徴であったりするように、なったのでしょう。

 

また、蓮の花は、大日如来の象徴。大日如来は仏教の目的である「完全なる悟りの知恵」(般若心経の般若(ハンニャ)のこと)を司ります。つまり、蓮は仏教の目的そのものの象徴なのです。

 

蓮は漢方薬

また、私の学んだ中国医学では、蓮はかなりメジャーな漢方薬の一つです。根、茎、花…あらゆる部分が使える有用な植物です。

 

どの部分もそうですが、蓮は「安心(あんじん)」作用が主だった生薬とされています。安心とは、現代医学用語で言えば、「精神安定」が一番近いです。現代の精神安定剤と意味は違いますが、不安や過剰な興奮や不眠を和らげることに用いられます。

 

すなわち、「心を安らげる」生薬と言っていいでしょう。

亡くなった祖父のメッセージ

心と体を安らげることを仕事としよう、と決めていた私は、お店の名前を考えあぐねていました。仏教を柱としたイメージ、でも暗かったり真面目くさってない、女性が親しみを持てるような…。

 

そんなある日、94歳の祖母宅へ遊びに行った帰り道、ふっと「パドマ」のネーミングが思い浮かびました。東洋の精神性、仏教の考え、漢方の知識…大切に思っていたことが一直線に並んだ瞬間でした。

思いついたら、もう自分のめざすことを表すには「蓮(パドマ)」しかない!という思いに襲われました。

 

20年以上も前に亡くなった祖父は、無口な明治男でしたが、初孫の私をとてもかわいがっていたそうです。私も、幼い頃の数少ない思い出ですが、薄々は記憶に残っています。

きっと、いつも身近にいて、見守ってくれているんだろうな、と思って生きてきました。

 

ふっと思いついたのは、まるで祖父からのメッセージ。私にはそんな気がします。

「魂」のことを考える世界に足を踏み入れた私は、「おじいちゃん」の魂の声を聞いたような気がしたのでした。

店名PADOMAに決定、でも…

思い立ったら、さっそく個人事業の開業届の提出です。銀行口座も開設しました。まずは大事なウェブサイト、ドメインも取得しました。素敵な店名に張り切っていたのですが…大事なことを発見!!!

 

つづりはPadma…oがなかったのでした。元となるサンスクリット語は、「はんどま」とも音訳されていますが、パマではなさそう…。あちこちにもお知らせしてしまい、もう手遅れです。

 

しかしまあ、調べてみると、Padmaというお店はけっこうたくさんあります。同様の女性向けのサロン、セラピー…検索してみれば結構ヒットします。でもPADOMAはありません。

ここは一つ、造語PADOMAにしてしまえば?!と開き直ってみました。

とらわれない

いいんでしょうか…??

でもまあ、いいことにします。仏教で大事なことは「とらわれない」ということ。正しい表記にとらわれない…やっぱり言い訳かなあ?これでいいのだ?!


そういうわけで、PAD“O”MAに決まりです。ちょっと抜けたセラピスト・根本恵理子をよろしくお願いいたします。

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★2011年bea's up 9月号に「未来世療法」で

取り上げられました♪